風疹

風疹ってなに?
ウイルスの飛沫感染により生じる急性の感染症です。
通常、発熱と発疹は3日ほどで消えてさはまうため、”3日はしか”と言われるほどです。
どうして今、風疹が話題なの?
風疹は、ワクチンを打てば予防できる感染症ですが、世代によってワクチンを受けてない世代があります。
風疹の予防接種はかつて女子中学生のみを対象としていました。しかし、風疹ワクチン未接種の男性から感染したとされる、先天性風疹症候群の報告が増えたため、1995年5月から、生後12カ月から90カ月未満の男女児と男子中学生が加わわりました。
このため、30代後半以上の男性は一度も予防接種を受けていない人が多い状態なんです。
どうして妊婦を風疹から守るの?
特に妊娠の初期に、妊婦が風疹に感染すると、子宮内感染を起こし、胎児に先天性風疹症候群(CRS)を高率に発生します。
三大症状は先天性心疾患、難聴、白内障です。
そのほかには、
網膜症、肝脾腫、血小板減少、糖尿病、発育遅滞、精神発達遅滞、小眼球など全身に影響が現れます。
先天性風疹症候群をもった赤ちゃんがこれらすべての障害をもつとは限りません。
これらの障害のうちの1つか2につのみを持つ場合もあります。
無症状なら問題ない?
胎児に感染して先天性風疹症候群を起こすこともありますので、妊婦が無症状だったとしても、大丈夫というわけではありません。
症状は?
主な症状は、顔面から始まり、体幹、手足へと広がる発疹、発熱、リンパ節の腫れです。
ウイルスに感染してもほとんど症状がないまま免疫ができてしまう(不顕性感染)人が15~30%程度いるようです。
大人がかかると、子供に比べて症状が長く続き、関節痛がひどいことが多いと言われています。一週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。

 

 

一度、風疹になったらもうかからないの?
一度風疹に感染ふると、大部分の人は生涯風疹にかかることはありません。しかし、まれに風疹にかかる人もいるようです。
感染経路は?
飛沫感染です。飛沫感染とは、感染者の咳やくしゃみなどで飛ぶ体液が、他人の粘膜に付着して感染します。手などに付いた液体口の中に入ることで感染もおこるので、手洗いうがいがとても大切です。
どうやって診断するの?
血液検査で風疹に対する反応が起きている抗体がないか測定するのが一般的です。
治療 は?
風疹自体は症状も強くないので、自然に治ります。熱や関節の痛み、炎症に対して解熱鎮痛剤を用いる対症療法のみです。
合併症はある?
風疹の症状は比較的軽いのですが、まれに脳炎、血小板減少性紫斑病などの合併症が、0.2~0.5%人の割合で発生することがあります。
ワクチンは安全?
弱毒化を行った  ウイルスを培養・増殖させ、乾燥させたものです。弱毒ウイルスを接種した場合、通常の風疹感染と違ってほとんど症状はでないので、ワクチンを打っても安全と言われています。これによって、風疹ウイルスに対する免疫を得ることができます。
Clickあわせて読みたい!