最近なんだか目が見えにくいし、頭痛がひどいことがある

私は、頭痛に加え、周囲の音とか他人の臭いにすご敏感になりました。

もしかしたらそれ、片頭痛かもしれません

片頭痛って頭痛いだけじゃないの?!

あまり知られていない片頭痛について、お応えしますね

片頭痛とは

20~40代の女性に多く、主にこめかみに生じる頭痛です。頭痛の片側から始まり、両側に移行することが多いです。
痛みはズキンスギンと脈を打つような拍動性で、日常生活に支障をきたす事が多いです。

原因

原因ははっきりと解明はされていませんが、血管説、三叉神経説、神経説の3つに大きく分けられております。

頭の中には三叉神経と言われる、血管を網のように取り巻く、痛みを感知する神経があります。

光や音などの刺激によって、三叉神経から血管作動性物質が放出されます

その物質によって血管が拡張し、さらに周りにいる細胞が活性物質を放出します。

それによって三叉神経が炎症を起こし、痛みのとして脳へ伝えられます。

 

片頭痛の特徴

閃輝暗点

頭痛の前兆がある場合(約30%)


視野にギザギザした光がちらつき、目が見えにくくなる

拍動性頭痛が月に1.2回起こる

頭のこめかみにズキンスギンと脈を打つような頭痛が起こる

悪化する要因がある

日常生活の生活動作で痛みが悪化する

随伴症状がある

嘔吐、気分不快感、光・音・臭いに過敏になる

誘引がある

精神的:ストレス、睡眠不足、疲労
環境:天気、気温の変化、多忙な旅行

食事:低血糖、飲酒

その他:月経前~月経中

さらに、片頭痛の特徴として『週末頭痛』が起こることがあります。

週末頭痛

ストレスがかかった時より、ストレスから解放された時に頭痛がおこります

片頭痛には約1/2は遺伝が関与していると言われ、特に母親に片頭痛があると発症しやすいと言われています。

年齢で変化する症状

片頭痛を持っている方の25%は子供の頃に始まり、だいたい30歳までにほとんどの人が発症していると言われています。

・子供の頃
頭痛は両側におこり短時間で、拍動性でない場合もあります。

・20歳代
上記のような典型的な片頭痛パターンをとります
頭痛が片側から始まり両側性へ、拍動性頭痛が特徴てます

・30歳代
ほとんどの方は30歳まで片頭痛を発症し、30歳からはピークを迎えると言われています。
症状は20歳代とあまり変わりません

・60歳代
片頭痛は弱まり、緊張型頭痛へと変わります

 ※緊張型頭痛
首から肩の筋肉の緊張(肩こり)により生じる頭痛

治療

頭痛が起きた(発作)時と予防時の治療薬があります
また、薬物と薬物を使わない治療法があります

薬物治療

頭痛が起きたとき(頭痛発作時)
・トリプタン製剤
(セロトニン受容体作動薬)
血管を収縮を抑えたり、神経の炎症をおさえます。

・鎮痛薬
(市販薬でも可、NSAIDsなど)
炎症をおこす活性物質の産生を抑えます。

予防薬
代表的なものは以下の2つです

・カルシウム拮抗薬
片頭痛の予防薬の第1選択薬として使われます

・βブロッカー薬
妊娠中の方にはこれを使います

 ここで、薬物乱用頭痛に注意!
頭痛が頻回に起きてしまうことで、毎日頭痛薬(予防薬でなはなく、発作時の薬)を連日飲んでしまい、薬が効かなくなってしまうことがあります。これを薬物乱用頭痛といいます。
このような事態を招かないようにするため、頭痛発作時の薬は連続で飲んだとしても10日程で押さえ、予防薬をのむことをこころがけることが大切です。

非薬物治療

血管の拡張によって症状が悪くなるので、血管が縮こまるように(収縮)すれば頭痛は軽くなります。

 

頭痛が軽快する方法
・安静
暗く静かな場所で、ゆっくり休む
・冷却
痛みのある部分を冷やす
・適切な睡眠

最後に

片頭痛で悩んでいる方は大変多いです。
日常生活にも影響を及ぼすので、自分なりの対処法をしっかりと理解して生活していきましょう。

自分では対処しきれない時や、薬を飲むのに不安がある場合は、近くの病院でしっかりと医師に相談してみてください。

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