「数ヶ月前からなんとなく胃がもたれる」
「早くお腹いっぱいになる」
「みぞおちあたりが痛む」
「お酒を飲んでいないのに胸焼け感がある」

なんてことはありませんか?

実はこれ、機能性ディスペプシアと言われる、疾患である可能性があります

機能性ディスペプシアとは


症状の原因が検査で明らかではないが、長い間(3ヶ月間)胃もたれ感やみぞおちのあたりの痛みが続いている疾患です

機能性ディスペプシアの主な症状
1食後のもたれ感
2早くに満腹感を感じる
3みぞおちの痛み
4胃やその下の十二指腸あたりの胸焼け感、不快感

これらの原因を探そうと、病院でいくら検査をしても異常がない場合、機能性ディスペプシアの可能性が非常に高いです。
こんなに様々な症状があるのに、体の中を検査しても、異常がないことが特徴な病気です。

病気と言っているのに、なんだか不思議ですね。
これらの症状を訴えている人のだいたい15%はこの、機能性ディスペプシアではないかと、考えられています。

原因は?

心理的ストレスが大きな原因!

原因は胃動きがよくない場合や、胃など消化器系の知覚過敏、ピロリ菌の関与とも言われていますが、最も大きな原因は心理的なストレスと言われています。

幼少期の虐待の思い出や、今の生活のストレス、不安などの心理背景が強いと考えられています。
またそれらの原因が複雑に影響しあって発症するとも言われています。

どうしてストレスで胃に影響があるの?

実は機能性ディスペプシアには脳腸関係という関係が関与しています。

 脳腸関係
ホルモンや神経系を介して、脳と消化器(胃、十二指腸など)がお互いに影響を与え合うシステムです。

このシステムを介して、脳で感じたストレスが刺激となり、胃や腸に影響を及ぼすと言われています。

治療法は?

1病気のことを理解する

長い間、体の不調を感じているわけですから、それだけでもさらに不安が募ります。
医師からしっかりと、これはガンなどの大きな病気ではない、ストレスがなくなれば治る、と説明をうけることで安心して症状が良くなってしまうこともあります。

2生活を見直す

食生活や胃や腸への刺激の少ないものをとるようにする
ストレスを軽減させる

3薬を飲む

胃や腸の動きを改善する薬や、胃酸が出るのを抑える薬、不安にならないようにする薬、漢方薬などの内服をします

4心療内科的治療

精神科の先生やカウンセラーの方と一緒にストレスに対する対処法を学んだり、治療をします

まずポイントとなるのは不安やストレスを取り除くことです。
そして、自分の病気のことをしっかりと理解していくことからスタートだと思います。

まとめ

というわけで、3ヶ月ほど続く原因不明の胃の痛みや不快感を感じたら、日々ストレスがたまっていないか確認してみてください。

そして、近くの病院で他の病気ではないか、検査で否定してもらってから、心のケアをしていってください

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