先日、『ふざけてナメクジを食べた豪19歳少年が死亡』した驚愕なニュースがありました。

ナメクジを食べて死亡って、ちょっとびっくりですよね。

今回はナメクジ自体が体に影響したのではなく、ナメクジの中にいた広東住血線虫という寄生虫が原因だったようです。

広東住血線虫?なにそれ?

この成虫はネズミなどの肺動脈といわれる、心臓から肺へ向かう血管内に寄生する線虫です。

寄生虫自体の長さは2cmほど。

人間が幼虫に感染した中間宿主(カタツムリやナメクジ)を食べることで体内に入りますが、人間の体の中では成虫になることなく死滅します。

しかし、この死滅するまでに脳や脊髄の血管や髄液、中枢神経中に寄生し、酸球性髄膜脳炎をおこします。

日本に、いるの?

日本には、1969年に沖縄で初めて患者が見いだされて以来、2003年までに54例が報告されています。

感染するとどうなる?

今回のニュースのように、広東住血線虫が寄生したナメクジを食べると、この線虫が胃や腸から血液やリンパ液により全身に回り中枢神経(脳や脊髄)に移行します。

好酸球性髄膜炎の恐ろしさ

2週間ほどの潜伏期間を経て、

発熱、激しい頭痛、顔面麻痺、四肢麻痺、昏睡、痙攣、神経異常などの髄膜脳炎症状

が出ると言われています。

治療法はない!

残念ながら、特効的な治療法はありません。

予防方法は食べないこと

カタツムリやナメクジ、タニシ、カエルなどを生で食べないことです。

シンプルですね、火を通せば安全です。

また、そのままナメクジを食べる人は少ないとは思いますが、誤ってナメクジを食べないように、野菜(レタス、キャベツ)はよく洗ってから食べてください。

また、カタツムリやナメクジにむやみに触れないことも大切です。それに、触れるだけではほとんど危険性はないと言われてはいますが、気をつけることを心がけてくださいね。

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