今や、ニュースで見ない日はないくらい問題になっている『熱中症』

明日あなたに起こってもおかしくない!
誰にでも起こりうるのがこの熱中症!

単に熱中症といっても、重症になれば死に至ってしまう恐ろしいものです。

それでは、
熱中症なってしまわないように、予防となってしまったときの対応を確認しておきましょう。

熱中症とは?

暑さでからだの体温が上昇し、その熱を逃がそうとして皮膚の血管を広げます。
それによって、体全体に流れる血液が減少し、血圧が下がることで様々な症状を起こすのです。

血圧が下がるということは、体に送る血液を送る力が弱くなるので、全身の臓器に影響を及ぼします。

たとえば、

脳の血が足りない:めまいやふらつき、頭痛、失神
筋肉の血液がたりない:筋肉のけいれん
腎臓の血液がたりない:体内の電解質成分をうまく調節できなくなったり、尿をつくるメカニズムに障害がおこる

体内の循環する血液量が減ってしまうため、その分を血液をおくりだす回数で補おうとして:頻脈にもなります

 

熱中症の症状は?

簡単に熱中症といっても、重症度で3つに分類されそれによって少しずつ症状も変わります!


軽度:めまい、大量の汗をなく、筋肉の痛み
中等度:頭痛、嘔吐、体のだるさ、集中力、判断力の低下
重度:発汗なし、意識障害、けいれんなど

熱中症では、血管が開いているため、皮膚が紅くなっていることが多いのですが、重症になると、皮膚へいく血流が地下して冷たくなってしまうこともあります。

 

重度になると、汗を出せなくなることもあり、

汗をかいてないから、皮膚が冷たいから、熱中症ではない?

そんなことはありません!

 

一般的に上の通り、軽症の熱中症なあらば、自宅・現場で対処可能と考えられています。
中等度以上の場合は医療機関への受診が必要と考えられています

熱中症の対処法は後ほど、、、、。

どんな人に多い?

連日ニュースで見るのは高齢者の方が多いですが、

高温環境下で激しいスポーツや、肉体労働を行う若年者や中年の男性にもおこります。

また、体温の調整機能が未熟な子供や、調節機能が低下した高齢者にも発症しやすいです


つまり
誰にでも発症しうるってことですね!

熱中症にならないために!なにをする?!

 

まずは水分摂取ですね!そんなことしってるよー
水じゃなくて
スポーツ飲料水でしょー?

 

ていう方も多いかと思いますが、

 ここで注意!

スポーツ飲料水にはだいたい糖分が多く入っていますよね、
この前も患者さんで、
熱中症が怖くて、スポーツ飲料を毎日2L飲んでますー

という方がいらっしゃいました。

なんの種類かにもよりますが、

有名なポカ○ス○ットだと、
糖分はなんと、6.2g/100mL
ペットボトル1本(500mL)あたり約30gの糖分含まれているんですね。

角砂糖でいうと6個分です!
これはびっくりですね!!
ちなみに、スポーツ飲料水がいいと言われていたかというと、

高温環境にいて、体温が上がると、体温を下げるために汗をかきますね

汗はただの水ではなく、体をつくる体液の電解質成分(NaとかClとか)も一緒に出るので

水だけ飲んでいては、喪失された分の成分を補えないわけです!
なので、そこような成分も一緒に摂取しましょう!と

スポーツ飲料水がすすめられていたんですね!

しかし、

スポーツ飲料飲みすぎると、ペットボトル症候群に!

糖分の多い、スポーツ飲料水を飲みすぎると、ペットボトル症候群
という、体内に糖分がたまりすぎて、血糖値を下げるインスリンの作用が聞きづらくなり、喉はかわき、またスポーツ飲料水や糖質の入った飲み物をのみ、の悪循環がはじまります

そうすると、重症では意識障害や命の危険もある状態になってしまいます。

じゃ、なに飲めばいいの?

医療的にすすめられているのは、
os-1 ですね!

健康な方が飲んでも問題ありません。

 

こちらは、大塚製薬さんによって汗で失われた成分をしっかりと補えるように作られたものです。

塩飴はどう?

塩あめと、スポーツ飲料水(糖分はいっているもの)を同時に摂取すると、血圧がいきなり上がってしまう可能性があるそうなんです!

なので、
もし、塩あめをなめるとしたら、糖質の入っていないものが、お水と一緒に摂取してくださいね!

そして、エアコンを使ったり、風通しのいい、日陰などにいるようにしてください


最近、高齢の方が熱中症で救急車で運ばれてきたんですが、
エアコンなんて、昔からあるものじゃないし、嫌いだー
と言っていました。

高齢者の方だと、エアコン嫌いが多いとお聞きします
が、上にも書いたように、

高齢者は体温の調節機能が低下しているうえ、
暑さを感知する機能も低下しているので、

熱中症になりやすいんですね、なので、
喉が渇いていなくても水分とる、ということを心がけてください!

高齢者の方とお住いの方は、よく、注意していてくださいね

また、とくに糖尿病の人や、血圧が高い人は、単に
水分取ればいい
というわけにはいきません、

糖尿病の方に、糖分のはいった飲み物や
血圧の高い人に塩分とれ!と、言ってしまうと、

熱中症でなく、もともとのご病気が悪化してしまう可能性があります。

かかりつけの先生のもとで適切な水分補給のご指導を受けてくださいね!!

 

熱中症になったら、なにをすればいい?

上の表にもある通り、

軽症の熱中症までは、その場の処置で大丈夫です!
熱中症かな?と思った時、呼びかけに応えなかったり、反応がなくなってしまった時には救急車を呼ぶか、近くの医療機関にすぐに受診をお願いします!

軽症の場合ですと、
まずは、涼しい場所や日陰への移動です

服を逃せたり、ベルトやズボンを緩め、熱を放散させてください!

ぬるま湯を体全体にスプレーして、扇風機などで送風してください。

この時、冷水をふきかけてしまうと、皮膚の細い血管が収縮してしまい、血流が悪くなって効率が落ちます。また、シバリングという、身震いをおこしてしまい、熱を産生してしまいます!

体のココを冷やしてください!
首の横、脇の下、足の付け根

え、なんでここ??

図に示したところには、太い静脈が通っているんです。
静脈は体に必要な酸素を送り、心臓にもどります。
心臓のポンプ機能(血液を押し出す力)によって血液が肺へ送られて、酸素を取り込み、動脈血となり、酸素をたくさん含んだ血液が全身に送られる

という、流れです。

なので、この部分を冷やすことによって、冷やされた血液が効率よく全身に回ることになるんです!

それでも症状が軽快しない場合は医療機関への受診をおすすめします!

みんな熱中症を対策を心がけて、楽しい夏を送りましょう!

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