妊婦がお酒を飲まない方がいいっていうのは有名だよね?でもそれってお腹の赤ちゃんへ害だからでしょ?

そう、実は医療界でも妊娠中の飲酒は胎児(お腹の中の赤ちゃん)の先天的な異常が起こるというのは知られていました。

飲酒によって母体にも悪影響がある

しかし、7日に東北大学の研究チームによると、

『妊娠中の飲酒は、妊娠高血圧症のリスクを高める』

ということが発表されました。

とくに、妊娠の中後期に毎日、日本酒1合以上に相当する飲酒をすると3.5近くも発症率が上がるとのことです。

妊娠高血圧症ってなに?

妊娠中に高血圧、それに加えて母体の血管障害やさまざな臓器の障害が起こる、全身の疾患です。

高血圧合併妊娠
妊娠前から高血圧を認める場合
あるいは
妊娠20週までに高血圧を認める場合
妊娠高血圧症
妊娠20週以降に高血圧のみ発症場合
妊娠高血圧腎症
高血圧と蛋白尿を認める場合

と分類されます。ちょっとややこしいですね。高血圧とはどれくらいかというと、

高血圧ってどのくらい?
収縮期血圧が140mmHg以上
重症では160 mmHg以上)
あるいは
拡張期血圧が90mmHg以上
(重症では110 mmHg以上)

この場合、高血圧が発症したといわれます。

全妊娠のうち20人に1に起こると言われており、妊娠中の母体死亡などの主な原因となっている疾患です。

症状は?

重症になるとお母さんにはさらに血圧が上がったり、けいれん発作(子癇)、脳出血や肝臓や腎臓の機能障害もおこります。

さらに以下のことも起こる可能性があります。

胎児発育不全 :赤ちゃんの発育が悪くなる

・常位胎盤早期剥離:胎盤が子宮の壁からはがれる

・胎児機能不全:赤ちゃんの状態が悪くなる

胎児死亡:赤ちゃんが亡くなる

など、妊娠高血圧症候群は、母子ともに大変危険な状態の可能性があり、場合によっては妊娠の継続が困難になることもあります。

妊婦は酒を飲まないように

お分りいただけたでしょうか。

お母さんが妊娠中に飲酒をすると、これほども怖い疾患になる可能性があるのです。

妊婦の方はとくにしっかりとお酒の影響を理解して、生活をしていきたいですね。

妊婦になってもお酒を飲みたくなることはあるかと思いますが、その時はぜひ違うもので代用してみてもいいかもしれません。

そして周りの方々も妊婦にストレスを与えないように、お互いに支え合っていければいいですね。

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