9日、京都大学がパーキンソン病の治療としてiPS細胞(人工多能性幹細胞)を神経細胞に分化させて移植する手術を行ったことを発表しました。

パーキンソン病ってなに?このニュースってそんなに凄いことなの?

パーキンソン病ってなに?

内の黒質言われる部分の細胞が変化を起こし、ドーパミンとよばれる伝達物質が減り、脳内の神経伝達がうまくできず、スムーズに体がう動かせなくなる病気です。

パーキンソン病は、高齢化に伴い増加しており、

人口10万人に対して100~150といわれ、65歳を超えると、有病率はその数倍にもなると言われています。

今後、高齢化により、さらに重要度が増す疾患だと考えられています。

どんな症状が起こるの?

四大兆候は以下の通りです。

パーキンソン病 四大徴候
①安静時振戦
じっとしているときに手足がふるえる
②無動
動作がゆっくりなっなる
表情が硬くなる、変化が少なくなる
字がだんだん小さくなる
③姿勢反射障害
前かがみになりやすく、転びやすい
④筋強剛
自発できてなく、他人に体を動かされると、抵抗がありスムーズに動かない。

その他にも自律神経障害によって、

便秘、排尿の異常、血圧の管理がうまくいかなくなる起立性低血圧などなこります。

また、最近では体の運動機能が障害されるだけでなく、認知症もきたすといわれています。

そのため、社会的、介護上も重要な疾患と考えられていました。

治療法は?

原因として、脳の細胞の変化によるドパミンの低下が考えられています。

今までは完全に原因を治す治療方法はなくその足りないドパミンを薬で補う治療法が主体でした。

しかし、ここで新しい光が見えたのがこの京都大学によるiPS細胞を用いた発表

その内容は、人のiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った神経細胞を移植するというものです。

治験の責任者によると、手術は約3時間で終了。

神経細胞の移植手術を受けた患者は術後の経過は良好のようです。

しかし移植した神経細胞ががん化してしまう危険性もあるので、今後も患者の経過が注目を集めるのではないかと思います。

治療が確立すれば未来のひかりになる

この患者の経過がうまくいけば、今まで完全に治る治療法がなかったパーキンソン病に大きな一歩になるのではないかと思います。

今後更に高齢者が増えていく中、不安視されている医療問題。

このような治療が普及することで、介護の人出が減る、高齢者の医療費を抑え、更に医療の質を向上できるような変化をもたらすのではないかと思います。

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