生理前に頭痛くなったりイライラします
これってなんですか?

それではお答えします。

それは、

月経前症候群
PMSPremenstrual syndrme)

ではないでしょうか。

月経前症候群(PMS)

定義

月経前3〜10日前におこる、精神的や身体的に症状を表すものです。

症状

・月経前3〜10日前に症状が現れます

精神的な症状
イライラする、不安が募り落ち込む、怒りっぽい
身体的な症状
顔や足のむくみ腹痛、乳房痛、頭痛

月経が始まると症状が無くなったり、減ります

実はこれ、生理のある3人に1人の女性にあると言われています
そして、2〜10%の人が日常生活に支障をきたしていると言われています

原因

原因ははっきりとはしまさんが、
女性ホルモンなバランスが崩れたり、その他ホルモンの異常、精神的な問題、カルシウム不足が原因ともいわれています

治療

その症状に合わせて対症療法を行います


・痛み
→痛み止めや漢方薬

・精神的な不安
→抗うつ薬

・むくみ
→運動、水分や塩分の摂取を制限、利尿薬

・排卵が原因の場合
→低容量ピルによる排卵抑制

更に、この月経前症候群の中で特に精神的症状の強いものを、

月経前不快気分障害
PMDDPremenstrual dysphoric disorder)

と言います。

月経前不快気分障害(PMDD)

生理のある女性の約1%にあると言われています。

月経前症候群に比べ、
イライラ、怒り、気分の変動が激しく、食欲や睡眠にも影響を及ぼす精神科の疾患と考えられています。
アメリカで1993年ごろから精神医学会で研究が進められ、2013年に正式に精神疾患と認められました。
まだわりと新しい疾患なんですね。

診断の基準として、過去1年間の月経前に以下の中の5つ以上があてはまることを確認します。

PMDDの診断基準
・悲しみ、絶望感、時に自殺念慮
・緊張感、不安感
・パニック発作
・焦燥感、動揺、涙もろくなる
・イライラ、怒り、対人的衝突
・集中力低下
・疲労感
・食欲増進
・過眠または不眠
・自分を制御できない

です。
PMDDを発症すると自分の気持ちを制御できなくなり、子供への虐待や夫婦関係が悪なり離婚、友人関係もうまくいかなくなることもあるようです。

治療

精神科を受診して、適切な治療を受ける必要があります

精神的症状
→抗うつ薬、ホルモン療法、漢方薬
精神科医による認知行動療法

さいごに

まだPMSやPMDDは広くには知られていないません。
だれにでもおこりうる病気です、婦人科や精神科とチームを組み、適切な治療をおこないましょう

女性の皆さんは大切な自分の身体と心をしっかりと理解してください。一人で抱え込まないでください。
毎月くるPMSやPMDDに、うまく付き合って、対処法を考えていきましょう。

男性の皆さんも、女性の体のこと、少しでも理解していただけたら嬉しいです。

 

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