みなさん、産後うつという言葉をしているでしょうか。
実は、この

産後うつになり自殺』が妊産婦さんの死因で1位なんです。

 

うつ病で死ぬなんて
わたしには無縁の話だから大丈夫!


なんて思わないでくださいね、
どなたでも起こりうる、そして大変慎重に対応しなければならない病気です。

それでは説明していきますね

産後うつについて

産褥期
出産後から約6~8週間の期間

産褥期による精神的な障害には生理的に起こるものと、病的に起こるものがあります。

産褥期はとくに精神不安定になりやすい
産褥期には分娩によってホルモンの大きな変化や、体の激変、そして母親になったという環境の変化や育児による疲労などが重なり、精神的に不安定になりやすいのです。

それでは生理的な精神障害と病的なものについて書いていきます

生理的な精神障害:マタニティーブルーズ

『マタニティーブルーズって妊娠中の話じゃないの?!』
実はこれ、医学的には産褥3~10日に発症する、一時的な軽いうつのような状態のことを言うんです。
症状は約2週間ほどで無くなります。
約30~50%の方になると言われています。

マタニティブルーズは生理的なので、治療はとかにしません。
このマタニティブルーズが悪化すると、産褥期精神病といわれるうつ病に移ることがあります。

そして、いま問題になっているのが産褥期精神病です。

病的な精神障害:産褥期精神病

これは出産後1ヶ月頃にあらわれ、ピークは産後2週間後といわれています。
約100人に3人の方になる病気です。
眠れない、不安が続く、気分が落ち着かない、食欲がないなどの症状がでてから発症します

この精神病の状態は大きく3つにわけられます

1産後うつ病

強いうつ症状がでます。
約1/2の人に現れます

2神経症様状態

疲労感、不安、抑うつ、頭痛、神経痛などの症状を特徴とします。
約1/5の人に現れます

非定型精神病様状態

意識がはっきりせず、妄想や幻覚があらわれます

これらの症状がでたら、早急に精神科の受診をおすすめします。
産後のうつが重症化さると、非定型神経様状態になります。

お母さんを救う方法

産婦人科では赤ちゃんの検診とともに、お母さんのうつ症状の確認をしている病院もあります。
症状がでたら、ためらわずに精神科受診をすることもおすすめです。

家族のサポート
・病気であることを理解する
・心の休養をとる
・精神科受診をすすめる
・家族だけでなく周りのサポートに頼る
・『がんばれ』と励ましすぎない
・大きな決断(離婚・転職・引っ越し等)をさせない
・気分転換を無理にさせない

ことをおすすめします

産後のうつ病は誰にでも起こる心の病気です一人で悩まないでください。地域のサポートや精神科の先生、産婦人科の先生にいつでもたよってみてください

おすすめの記事